女性のための鍼灸・温冷療法・訪問治療

トピックス

こんなお客様

乳がん手術後の痛みとその後 40代 女性

概要
  • 2011年10月初旬 ステージIIと診断され、左乳房温存手術。
  • 10月下旬に退院するが、肩から背中の張りが強く、痛みがつらい。
  • 11月初めにホームページを見て来院。
  • 週1回定期的に温冷療法を行う。現在も継続中。
  • 2〜3回の温冷療法で、背中の痛みはなくなり、腕も上がるようになる。
  • 放射線治療も皮膚が炎症を起こすことなく無事終了。
  • 2011年12月末よりホルモン療法始まる。

ある朝サロンの電話がなり出ると、ホームページを見てくださった方からのお問い合わせの電話でした。
その方は、乳がんの手術を受けて一か月弱。「とにかく背中が張って痛くてつらい。」というお話でした。初めは、まだ手術を受けて一か月たっていないので、もう少し様子を見ることをお勧めしたのですが、その方の切羽詰まったようなお声をきいて、一度お話を伺うことにしました。

お話を伺った時点でのその方の悩みは次の通りでした。

  1. 手術を受け、日がたつにつれて、肩から背中が痛くなってきてつらい。
  2. 腕が痛くて上がらない。
  3. これから始まるホルモン療法の副作用への不安。

特に、3のホルモン療法の副作用に対する不安が一番強く、恐怖を感じていらっしゃるようでした。
これは、突然の告知、手術とまだ自分の状況を受け入れられない中、現実だけが次々と進んでいくため、少しでも知識を得ようと、ネットでありとあらゆる情報収集をしたのも起因しているようでした。

私がその方にお話ししたことは、こちらの治療で
1・2については、すぐに改善できるだろう事。
3については、自律神経のバランスをとることで、問題なく過ごせる可能性が高い事。
をご説明しました。

そして、その日から週1回の治療が始まりました。

治療内容は、カラダの事を考え、最小限の鍼と温冷療法から始めました。 その結果。
1の背中の痛みと2の腕が上がらない症状は、2〜3回目の治療で90%近く改善されました。
放射線治療がそれから間もなく始まりましたが、その間も継続してサロンにお越しいただき、放射線治療の副作用(急性障害※1)もまったくなく無事に終了しました。
今は、一番不安を感じていたホルモン療法を行っていらっしゃいますが、今のところ心配していた症状は、皆無です。

そして、何よりご本人も私も驚いているのが、術痕の回復の速さです。

手術から約1カ月半後の術痕。
腋窩も柔らかくなり、健常とほとんど変わらなくなっています。

これからも、何の不安も心配もなく、元気に毎日を過ごしていただけるよう、精一杯のお手伝いをさせていただきます。

※1 急性障害
急性障害は、日焼けしたときのように皮膚が赤くなる「紅斑」、皮膚がカサカサしてかゆくなる「乾性落屑(かんせいらくせつ)」、逆にジュクジュクして水ぶくれができることもある「湿性落屑」などがあります。